KINTO(キント)は、「買うかKINTOか」のフレーズでおなじみの、TOYOTAの車サブスクリプションサービスです。
ONEとFLEX、2つのプランがあり、レクサスやプリウスなどの人気車種を気軽に試すことができます。
そんなKINTOのサービス内容や利用料金、メリット・デメリットを徹底調査!
「解約金が高い?」「審査はある?」「走行距離の制限は?」よくある疑問にもお答えします♪
TOYOTA自動車のサブスクリプション、KINTO(キント)とは
KINTO(キント)とは、2019年1月11日にTOYOTAが設立した新会社です。
メインの事業は車のサブスクリプションサービスで、「KINTO」という社名はそのままサービス名にも使われています。
プリウスやレクサスなどの車を好きなだけ使える定額制のサービスで、
自動車保険・自動車税・車検・メンテナンスにかかる費用が全て月額料金に含まれているのが特徴です。
【KINTO ONE】と【KINTO FLEX】の違いを比較
そんなKINTOには、【KINTO ONE(キントワン)】と【KINTO FLEX(キントフレックス)】の契約プランがあります。
サービス開始時には【KINTO SELECT(キントセレクト)】というプランもありましたが、2020年2月SELECTはFLEXに改名し、現在は2つのプランを提供しています。
ということで、ONEとFLEXそれぞれのサービス内容や料金、審査の有無をチェックしていきましょう!
KINTO ONE | KINTO FLEX | |
---|---|---|
月額料金(税込) | 29,590円~ | 176,000円~ |
料金に含まれるサービス | 自動車保険・自動車税・車検・メンテナンス | 自動車保険・自動車税・車検・メンテナンス |
対応車種 | トヨタ・レクサスの新車 | レクサスの新車(ハイブリッド6車種) |
契約者の資格 | 18歳以上の運転免許証保持者/法人 | 20歳以上の運転免許証保持者/法人 |
契約期間 | 3年・5年・7年 | 3年 |
自動更新 | 6ヵ月ごとにあり | 6ヵ月ごとにあり |
契約時審査 | あり | あり |
KINTO ONEのサービス内容・料金
KINTO ONEは、契約期間(3年・5年・7年)によって3つの契約プランがあります。
期間中に毎月定額料金を支払うことで、好きな車種の新車に乗ることができるサービスです。
料金は月額29,590円(税込)からで、希望車種と契約期間によって変動。
ただしこれはボーナス払いなしの想定です。
ボーナス払い(110,000円)を併用すると、29,590円→11,220円になるので、月々の支払いを安く抑えることができます!
ちなみに同じ車種で比べた場合、7年契約が最も月額料金が安く、5年、3年と契約期間が短くなるほど毎月の支払い額は上がります。
KINTO ONEを最安値で利用する方法
契約プラン:7年(ボーナス払い併用)
月額料金:11,220円
KINTO SELECTのサービス内容・料金
一方KINTO SELECTは、3年契約のみとなっています。
期間中に毎月定額料金を支払うことで、レクサスの好きなハイブリット車の新車に乗ることができるサービスです。
またKINTO SELECTには、12ヶ月ごとに好きな1台に乗り換えられる3年3台プランと、6ヵ月ごとに乗り換えられる3年6台プランがあります。
3年3台プランは月額176,000円、3年6台プランは月額198,000円の一律料金となっています。
KINTO ONEを最安値で利用する方法
契約プラン:3年3台プラン
月額料金:176,000円
選ぶならどっち?比較まとめ
KINTO ONEはボーナス払いなしで月々29,590円から利用できます。
リーズナブルな料金設定と車種のラインナップが豊富なのが特徴ですね。
契約期間は、3年・5年・7年の3つのプランから選べます。(※レクサスを選んだ場合は、3年プランのみ)
ちなみに契約から一定期間を過ぎると、のりかえGOという手続きを行って追加で手数料を支払えば、別の車への変更が可能です。
一方KINTO FLEXには、月額176,000円の3年3台プランと月額198,000円の3年6台プランがあります。
対応車種はレクサスのハイブリッド車で、UX・NX・RX・IS・ES・RC・LX・LSの8種類から選べます。
KINTO ONEに比べると料金はかなり上がりますが、400万~1,000万円が当たり前のレクサスの新車を乗り換えながら楽しめるというのは最高に贅沢な気分を味わえそうですね。
KINTOのメリット|評判・クチコミ調査
ここからは、SNS上の評判やクチコミをチェックしながら、KINTOのメリットについて明らかにしていきたいと思います。
ディーラーの人も今回計算してみて驚いたらしい。SUVとかは子が小学生になってからにしよう。
UX+アルファードで冬タイヤ、保険料、車検全ての手間を取っ払って月20万切っていけるよね。
パッソなら安いし私も運転しやすそう。
可能性は低いけど自腹での故障修理が発生した瞬間にKINTOのほうが割安になる予感。
KINTOは、ガソリン代と駐車場代以外は全てサービスに含まれているという点にお得感を感じる方が多いようです。
また、「新車に気軽に乗り換えられるのが嬉しい」「保険料が高い若者にとってはコスパが良い」という評判もありました。
ちなみにKINTOは契約から納車まで1ヵ月ほどかかるそうですが、「急いでいると伝えたら納車を早めてもらえた」という声もいくつか見られました。
その一方で、「納車まで2ヵ月近く待った」「納車が遅く、駐車場代を1月分無駄に払ってしまった」という評判もあったため、申し込む時期や代理店によっても対応が変わるのかもしれませんね。
KINTOのメリットまとめ
- 自動車税・保険料・メンテナンス代が込み
- 気軽に新車に乗り換えられる
- 保険料が高額な人(若者・事故歴あり)はコスパ〇
- 納車を早めてもらえることもある
KINTOのデメリット|評判・クチコミ調査
続いては、KINTOに関するマイナスな評判・クチコミもチェックしておきましょう!
中古車でいいから、KINTOに月2万円くらいのプランがあればいいのに。
KINTOのデメリットとして一番多かったのが「お金を払っても自分の物にならない」という点でした。
元の車を下取りに出して、買い替えの頭金に充てるということができないので、「それならローンを組んで購入した方が良い」と考える人も多いみたいですね。
「もう少し安ければ…」「中古車で十分」など、SNS上では料金に関する意見が多々見られました。
また、車の返却時に原状回復費用がかかってしまうのも気になるところです。
KINTOのデメリットまとめ
- お金を払っても所有物にならない
- 購入より割高に感じる
- 中古車を選べない
- 原状回復義務がある
KINTOのサービスに関するよくある質問・Q&A
最後に、KINTOに関する疑問・質問についてお答えしていきます!
Q1:KINTOは解約金が高い?
A.KINTOには、3・5・7年の3つの契約プランがありますが、中途解約の場合全てのプランで解約金・違約金が発生します。
解約金は一律ではなく、残利用料+追加精算金で計算される仕組みとなっているようです。
解約金の例
「月額39,820円(税込)の3年プランで契約したが、18ヵ月で解約したい」
中途解約金:月額料金×3ヵ月分=119,460円
ちなみに免許返納や海外転勤などによって、今後の運転が困難になると認められた場合、解約金は発生しないそうです。
Q2:契約前の審査は厳しい?基準は?
A.KINTOは全てのプランで、契約前審査が行われます。
審査基準は非公開のようですが、特別厳しいわけではなさそうなので、一般的なカーリース審査と同等の基準と考えられます。
ちなみに一般的なカーリースの審査では、
年収・債務履歴・職業・勤続年数・住居形態・収支バランス
が調査されます。
Q3:走行距離の制限は?
A.KINTOには走行距離の制限があります。
走行距離の制限
5年プラン:90,000km
7年プラン:126,000km
1ヵ月あたりに直すと、1,500km/月。どのプランでも同じ計算になります。
「使い放題のサブスクリプション!」と言いながらの、月1,500kmまでという制限はちょっと気になるところです。
車をよく使われるご家庭にとっては、少し心もとなく感じられる距離かもしれません。
走行距離を超えても普通に乗ることはできますが、車返却時に超過分を別途追加で支払わなければなりません。
追加料金の計算は、下記の通りです。
超過分の追加料金
レクサス車:1kmあたり22円
KINTOのリアルな評判、メリット・デメリット|まとめ
ということで今回は、TOYOTAの車サブスクリプション・KINTOについてお届けしました。
「料金が割高に感じる」「自分の物にならない」といったデメリットもありますが、気軽に新車に乗り換えたい方や憧れのレクサスを色々試してみたい方には、大きなメリットを感じられるようです。
サービス開始が2019年3月から、全国展開が同年7月からと歴史が浅いので、まだ発展中のサービスとも言えるかもしれませんね。
今後お得な新プランやキャンペーン情報が発表された時は、また続報をまとめていきたいと思います!
サブスクールでは今後も、サブスクリプションに関する基本知識や、お得なサブスクプランの紹介、ランキングなど様々なコンテンツをお届けしていきたいと思います。
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