テレビCMなどでよく耳にするサブスクリプション。
「サブスク」とも略されるなど、音楽や動画の配信サービスで身近な存在になりましたよね。
今回はそんなサブスクリプションの基本的な知識についてまとめてみました。
「サブスクリプションとは何か」といった疑問にお答えしながら、サブスクのメリット・デメリットについても説明します!
iPhoneやマイクロソフトofficeを使用される方に有益な情報もまとめましたので、ぜひご覧ください!
サブスクリプションとは何か―意味や由来って?
サブスクリプションとは、定額制のサービスのことを言います。
私たちは普段、欲しい商品やサービスそのもののにお金を払いますが、サブスクリプションは利用できる期間に対してお金を支払うという仕組みになっているのです。
期間中の内に使えば使うほどお得!になるのがサブスクリプション最大の特徴です。
- 商品ではなく利用できる期間に対してお金を払う
- 期間内にたくさん使えば使うほどお得になる
サブスクリプションの由来
英語では、【subscription】と書き、これをそのまま日本語に直すと、【予約購読】【年間購読】といった意味になります。
元々は新聞や雑誌を購読する時の支払い方式として知られていました。
しかし、ここ数年でサービスのジャンルが一気に広がりました!
音楽や映画・ドラマの配信サービス、スマホアプリや車リースなど、【定額制のサービス】全てに【サブスクリプション】という言葉が使われるようになってきたのです。
では、普通の買い物とはどう違うのでしょうか?
普通の買い物とサブスク方式の違いを比較
たとえば、聞きたい音楽があったとします。
従来の買い切り方式(プロダクト販売)では、1曲250~300円で購入・ダウンロードすることができ、一度ダウンロードした曲はその後ずっと聴き続けることができます。
たださらに違う音楽が欲しくなった時は、その度お金を支払わなければなりません。
一方サブスク方式を利用した場合はどうなるのでしょうか?
サブスクリプションは、上で説明しましたとおり、商品ではなく利用できる期間にお金を払う仕組みです。
月額料金が1,000円だとしたら、まず先にサービス使用料1,000円を支払わなければなりません。
ただ、その後は好きなだけ音楽をダウンロードできます。
サービスを退会したら、ダウンロードした音楽は聴けなくなってしまいますが、お金を払っている期間は何曲ダウンロードしてもタダなので、月に4曲ほどで元が取れちゃいます!
たった1曲ダウンロードしただけでも、100曲ダウンロードしたとしても料金は同じなので、使えば使うほどお得になるコスパの良いサービスなんです。
サブスクリプションで人気を集めたサービス事例
サブスクリプション方式で人気となった商品・サービスの一例を挙げてみます。
- Apple music(アップルミュージック)
- Spotify(スポティファイ)
- netflix(ネットフリックス)
- Hulu(フールー)
- Amazon Prime(アマゾンプライム)
あのAmazonもサブスクサービスを提供しているんですね。
送料無料やお急ぎ便が利用できるAmazon Primeは、使っているご家庭も多いのではないでしょうか?
会員数は全世界で1億人超えと言われていて、世界的に有名なサービスです。
サブスクのメリット・デメリット
そんなサブスクリプションのメリット・デメリットについても知っておきましょう!
とくにデメリットについて知っておくことで、無駄なサービスに入会したり、「使い始めたものの自分には向いてなかった!」といったリスクも避けられるかもしれません。
サブスクリプションを使う5つのメリット
- 使えば使うほどお得になる
- いつでも解約・退会できる
- 買うときに悩む時間が減る(毎回悩む時間を奪われない)
- 物を持たずに済むので、断捨離に繋がる
- 趣味や興味を広げられる
サブスクリプションは、「お金を気にせずたくさん使いたい!」という人にぴったりなサービスなので、使えば使うほどコスパが良くなります。
失敗を恐れる必要がないので、少しでも気になったものは気軽に試せるのが嬉しいですよね♪
「AとBのどっちを買うか迷う」と必要がなくなるので、買い物にかかる時間やお金を節約できちゃいます!
サブスクのレンタルサービスを利用すれば、物を持たずに済むので、収納や片づけに困ることもありません。
断捨離ブームのこの時代にぴったりなサービスなんです!
音楽や映画など自分の興味のあるジャンル以外の物も気軽に試せるので、趣味や興味を広げることができるというのも大きなメリットですね。
サブスクリプションを使う5つのデメリット
- 使わなくても料金は発生する
- 利用したいサービスが常にあるとは限らない
- 解約・退会の手間がかかる
- 自分の所有物にはならない
- 必要なサービスを厳選する必要がある
一方でこんなデメリットも。
サービスを一度も利用しなかったとしても、支払ったお金は返ってきません。
また、自分が欲しい商品やサービスがいつもあるとは限らないということも頭に入れておきましょう。
普段の生活に必要なものはサブスクを利用
「5年、10年と使い続けたいもの」「自分の所有物にしたいもの」は普通に購入
と上手く使い分けることが重要です!
サブスクリプションにはどんなジャンルがあるの?
サブスクリプションのメリット・デメリットがわかったところで、具体的なサービスについても簡単に説明したいと思います。
サブスクサービスがあるジャンルは以下の通り!
- 健康(スポーツ・トレーニングジム・サプリメント)
- 美容(エステ・マッサージ・美容器具・化粧品)
- エンタメ(音楽・映画・動画・漫画)
- 暮らし(家事・不動産・車・クリーニング・お花)
- グルメ(食品・外食・ギフト)
- ファッション(洋服・アクセサリー・バッグ)
- お金(金融・投資・保険)
- 仕事情報(就職・転職)
- 体験(学び・資格・旅行)
- WEBサービス・IT(インターネット接続・携帯電話)
- 出会い(結婚・恋愛)
こうしてみると、私たちの生活のほとんどに関わっているという感じですね。
サブスクだけで生活できる日はもうそこまで来てるのかもしれません。
今人気なのは音楽!Apple musicやSpotifyが熱い!
そんな幅広いジャンルの中で人気なのは、やっぱり音楽!
サブスクリプションは音楽配信サービスから火が付いたと言っても過言ではありません。
音楽だけに限ってみても、サービスの種類は何十とあるんです。
中でも、ユーザーが多くクチコミ評価も高いサービスが以下の5つです。
人気の音楽サブスク | 月額料金 | 対象曲数 |
---|---|---|
Apple music | 980円 | 約7,000万曲 |
Spotify | 980円 | 約5,000万曲 |
Line music | 980円 | 約6,800万曲 |
Amazon Music Unlimited | 980円 | 約7,000万曲 |
YouTube Music | 980円 | 約4,000万曲 |
※2020年11月時点
Apple music|人気の音楽サブスク
Apple musicはiPhoneやiPadで有名なApple社が提供する音楽配信サービスです。
Apple端末でしか利用できないとお思いの方もいるかもしれませんが、AndroidスマホやマイクロソフトPCでも利用できます。
Apple端末の場合、ミュージックアプリからそのまま起動できるので、曲の管理がしやすいのがメリットです。
Spotify|人気の音楽サブスク
Spotifyはスウェーデン生まれの音楽配信サービスです。
2008年にサービス開始し、2016年には日本でもリリースされるようになりました。
音楽検索機能やおすすめ機能が使いやすいというクチコミの高さや、お得な学割プランの導入などによって、10代~20代を中心に広まりました。
LINE MUSIC|人気の音楽サブスク
あのLineも音楽配信サービスを提供しています。
LINE・ソニー・エイベックスの3社共同出資によって、2015年にリリース開始。
LINEの強みを最大限活用した機能として、お気に入りの曲をLINEの友だちにシェアできるコミュニケーションツールとしての使い方が挙げられます。
自分の好きな曲を人に勧めたり、友達のおすすめ曲をダウンロードしたりといった楽しみ方ができるのがLINE MUSICの大きな特徴です!
Amazon Music Unlimited|人気の音楽サブスク
アマゾンは、プライム会員限定なら無料で利用できるPrime Musicという音楽配信サービスも提供しています。
ただ、Prime Musicの対象曲は200万曲ほどで、音楽配信サービスとしては種類が少なめ。
そこで生まれたのが、月額980円で利用できる【Amazon Music Unlimited】です。曲数はなんと6,500万曲!
幅広いジャンルの音楽を聴きたい方には【Amazon Music Unlimited】がおすすめです!
YouTube Music|人気の音楽サブスク
動画配信サイトとして有名なYoutubeが2018年よりリリースしたYouTube Music。
YouTube Premiumとの併用で月額料金がお得になるというのが大きなメリットです。
Google社は元々Google Play Musicというサービスを提供していましたが、今後Youtube Musicに一本化するため、2020年10月サービス終了に至りました。
ちなみにGoogle Play MusicからYouTube Musicへの移行は2020年12月まで可能です。
パソコンユーザー必見!無料体験ありのおすすめサブスク
最後に、パソコンユーザーにおすすめの2大サブスクをサクッとご紹介!
どちらも無料体験付きなので、気軽に試せちゃいますよ♪
Microsoft Office【Office 365 Solo】
wordやexcelなどのマイクロソフトOfficeからも、サブスクリプションプランがリリースされました。
元々は買い切り販売しかなかったため、Office非搭載のパソコンの場合3万円以上かけて購入するしかありませんでした。
ずっと使えるとはいえ、かなり大きな出費ですよね。
しかし、Office 365 Soloというサブスクリプションに加入すれば、
12,744円/年、または1,274円/月で使い放題!
しかも追加費用なしで、常に最新のOfficeを使用できます。
何年も使い続ける予定のある方は買い切りの方がお得ですが、「まずは少額で試してみたい!」という方にはサブスクの方がおすすめです。
Adobe【Adobe Creative Cloud コンプリートプラン】
サブスクビジネスで大成功を収めたと言われているのが、Adobe社です。
Adobeはたくさんのサービスを提供していますが、Adobe Creative Cloud コンプリートプランに入るとそれらが全て使い放題に!
支払いプランは以下の3種類。
- 月々プラン月々払い
- 年間プラン月々払い
- 年間プラン一括払い
一番お得なプランは年間プラン一括払いで、月額換算すると¥5,480(税別)で使用することができます。
PhotoshopやIllustratorなどの画像編集ソフトに加え、有名Youtuberも使用しているAfter EffectsやPremiereといった動画編集ソフトまで使い放題!
決して安くはありませんが、プロも使用するソフトを気軽に試せるのが嬉しいですね。
サブスクリプションとは何か|まとめ
サブスクリプションは音楽配信だけでなく、ファッションやグルメ、美容・健康など、様々なジャンルで活用されている新たなサービス形態です。
1ヶ月もしくは1年の契約期間の中で、どれだけ使っても支払う料金は変わりません。
サブスクにはコスパの良さ加え、買い物にかかる時間やお金を節約したり、断捨離に繋がるといったメリットもあります。
もちろん、使わない時のリスクや解約の手間といったデメリットもあるので、自分が求めるサービスに応じて使い分けるのが重要ですね!
サブスクールでは今後も、サブスクリプションに関する基本知識や、お得なサブスクプランの紹介、ランキングなど様々なコンテンツをお届けしていきたいと思います。
お得に生活するためのお役立ち情報を毎日発信していきますので、ぜひ引き続きチェックしてくださいね!
コメントを書く